波乱続きの今大会、ベスト４にはドイツ、アルゼンチン、ブラジルなどの強豪国の名前が見当たりません。ドイツは一次リーグ敗退、アルゼンチンも８強を前に姿を消しました。そしてブラジルも４年前の悪夢を振り払う間もなく準々決勝で敗退、南米勢は準決勝を前に全滅です。そして3大スーパースターの一人ネイマールは稚拙なプレーばかりが目立ち"シュミレーション王ネイマール”などの不名誉な名前を残しピッチを後にしました。ラウンド16のメキシコ戦の素晴らしい活躍を除いて、ネイマールは今大会、そのパフォーマンスよりも髪型やシミュレーションによって注目を浴びてしまいました。彼が多くのファウルの対象となっているのは事実だけど、度々繰り返される彼のダイビング、シミュレーション、ピッチ上での不満な顔は本調子でないパフォーマンスと相まって多くの嘲笑のネタを提供してしまった。うーん、組織的な戦術が主流の現代サッカーにおいて個人の力量では限界なんでしょうか？しかしピッチで孤立化したメッシやクリスチアーノと比べるとネイマールが所属するブラジルにはまだ彼をサポートできる優秀なプレーヤーが数多くいて恵まれていると思ったんですけど・・・天才と称えられながら人間性ではまだまだ未熟な部分がありそれが今回の大会で一気に露出してしまったネイマール、彼は次回 2022年カタールW杯で輝きを取り戻しているだろうか・・・・？
イラスト構成 カジカワシンゴ
SYUNなあの人 第4回「ネイマール」の巻
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